Mystique in Bloom #360: 紫苑の女神と永遠の庭園

価格(税込) ¥ 12,373

オプションを指定してください。
額装名
額装サイズ(キャンバス・パネル)

額装に関するお問い合わせ

数量

【作品イメージ】
      
          
まずは詩を一首
     
     
紫苑の風に耳を澄ませ
星のような花が囁く命の歌
燃ゆる光は女神の祈り
消えぬ想いが庭を守る

夜空を映すその瞳
紫の炎は永遠の証
彼女は花に溶け、風に舞い
生命の鼓動と共に息づく
     
     
その昔、まだ人と神々が近しく共存していた時代、世界の中心には「永遠の庭園」と呼ばれる神聖な地が存在していた。
そこは生命の根源たる紫苑の花々が無数に咲き誇り、その花びらは夜空の星々よりも輝いていたという。

この庭園を守護するのが、紫苑の女神――セリシアであった。
彼女は人間の形を取るものの、純粋なる魔法そのものでできており、肌は夜露に濡れた花びらのように繊細で、その瞳には星々が宿ると言われている。

ある日、世界を脅かす破壊の神・カラザールが庭園に侵入した。
カラザールはこの紫苑の花々を全て枯らし、生命の源を断つことで世界を支配しようと企んでいた。
しかし、セリシアはこの庭園を守るため、自らの命をもって立ち向かうことを決意する。

「紫苑は私の心。これを枯らさせはしない」

セリシアは庭園の花々と力を一つにし、その魔力で周囲を紫の光で満たした。
その光はあまりにも神秘的で、侵略者でさえその美しさに一瞬心を奪われたと言われている。

しかし、戦いは苛烈を極め、セリシアの体からは次第に力が失われていった。
彼女の足元に咲く花々もまた、その命を削りながら彼女を支え続けた。
ついには彼女と花々の魔力が頂点に達し、庭園全体が紫の炎となってカラザールを焼き尽くした。

戦いが終わり、庭園には静寂が戻った。
しかし、セリシアの姿はどこにも見当たらなかった。
伝説によれば、彼女の魂は花々の中に溶け込み、今もなお庭園を守り続けているという。
その証拠に、夜になると紫苑の花々が微かに光り、女神がまだこの地にいることを囁くように風が流れる。

人々はこの庭園を「セリシアの祈り」と呼び、訪れるたびに彼女の犠牲を称えた。紫苑の女神は世界に生命を与え続ける存在として、永遠に語り継がれる神話となったのだった。

           

      
      

Mystique in Bloomは、私の複数ある作品コレクションの一つで、「幻想的な世界の花苑の中にある神秘」をイメージしています。
      
     
【作品について】
      

私が個人で製作したオリジナルの作品です。
原画ではなくキャンバスにプリントした作品となります。
手作業による製作工程にAIツールを加え、心を込めて製作しています。
      
      

一点ものとなりますので、裏面にサインを入れさせていただきます。
      
      

この作品を気に入っていただけましたら嬉しいです。
      
      

☑ 画像はイメージとなりますので、色味や質感が実物と若干異なる場合がございます。
      

☑ 受注生産になりますので発送までに3日前後頂いております。
      

☑ 発送時の梱包材にリサイクル品を使用させて頂く場合がございます。

詳細情報

作成日 25.01.15
額装 額装なし
技法 綿化繊混紡、桐材木枠、UVインク
基底材 キャンバス・パネル
サイズ
(長辺 x 短辺 x 厚さ)
273 mm x 220 mm x 18 mm
重さ 1kg未満
サイン サインあり - 表面
一覧に戻る