Masayuki Yabe

矢部雅之 (Masayuki Yabe)

経歴

矢部雅之 プロフィール

2020年 ミクストメディアアーティストとして活動を始める
2021年6月 「VISIONsⅡ」展 @GALLERY ARTPOINT(東京・銀座)
2022年5月 「ART POINT SelectionⅡ」展 @GALLERY ARTPOINT(東京・銀座)
2022年5月 第18回世界絵画大賞展 入選
2022年7月 「Made in JAPAN」展 @Noho M55 Gallery(米国・ニューヨーク)
2022年5月 「Independent TOKYO 2022」展 @ポートシティ竹芝(東京・浜松町)
2022年12月 「ミクストメディアアート」展 @Cafe COMO(神奈川・南林間)
2023年7月 「LOVE」展 @Noho M55 Gallery(米国・ニューヨーク)
2023年7月 「ガーベラ」展 @Cafe COMO(神奈川・南林間)

メッセージ

私には、生まれた時の記憶があります。まばゆいばかりの手術用ライトの下で、五感のすべてにどっと押し寄せる膨大な量の感覚にひたすら圧倒された経験でした。
しかしそんなふうに、外界からの膨大な量の刺激に直面するたびにフリーズしていたら、人間はおそらく生き残れなかったでしょう。そのため人間は知らず知らずのうちに自然界の多様で豊かな感覚の大半を放棄し、自分を取り巻く環境の中で、自分が生存するのに必要な情報だけを得ることに専念しているのです。私は、この「感覚の選択」とでも呼ぶべきプロセスを、作品を見る人に一緒に考えてもらいたいと考えています。
そのため、ミクストメディア・アーティストである私は、いつも3つのクロスオーバーを念頭に置いています。すなわち、絵画と写真のクロスオーバー、アナログとデジタルのクロスオーバー、そして写実主義と印象主義のクロスオーバーです。
これらを通して、作品を見る人の視覚の「当たり前」に違和感を与え、普段自分の周りの世界を見て感じている「当たり前」が、実はどのように形成されているのかを私はみなさんと一緒に考えていきたいのです。