価格(税込) ¥ 79,200
ピエト・モンドリアン「アマリリス」へのオマージュ作品。
原作とは対極の配色を選び、“赤”が露わにする剥き出しの熱と向き合いました。
勢いで押し切るような強さと、どこか人を惑わせる支配的な気配──その複雑な熱こそ、人間の内側が抱える揺れに近いと感じ、画面へと落とし込みました。
◆アーティストステートメント
情報・期待・役割が過密化する現代では、怒りや不安、焦りなどの “負に傾きやすい情動” を抱えながらも、それをどう扱えばよいのか分からず内に留めてしまう人が多い。
見過ごされがちな情動の揺れを、線・形・色・質感の対比として抽象的に可視化することで、鑑賞者が自身の内側に沈殿している感情に気づき、そっと触れられるような「余白」を生み出したいと考えています。
◆モチーフとしての「植物」
植物は、意志や感情を持たず、ただ黙然と生を貫く存在。根源的な強さを備えた彼らは、ただそこに在り、繁り、やがて枯れていく。
対する人間は、生きるほどに違和感や不安・焦りを抱え、複雑な情動が絡み合っていく。
膨らんでは沈むその情動に、植物の“静”が触れたとき、微かな揺れが生まれる。
その揺れが、鑑賞者の内側に沈んだ感情の輪郭を、そっと明らかにしていきます。
詳細情報
| 作成日 | 2023 |
|---|---|
| 額装 | 額装なし |
| 技法 | ミクストメディア(アクリル絵具・胡粉) |
| 基底材 | キャンバス・パネル |
| サイズ (長辺 x 短辺 x 厚さ) |
455 mm x 333 mm x 16 mm |
| 重さ | 1kg未満 |
| サイン | サインあり - 表面 |
